半年ほど前に購入したMicroSDXCが、なんと偽物でした。なぜ判明したか。
お盆時期の映像を撮ろうと、SONYのデジタル4KビデオカメラにSDカードを挿入したところ、
「SDXC Class10またはUHS-I規格に対応したメモリーカード等に変更するか、記録方式の設定を変更してください」と、冷たいメッセージが。
そんな安くてボロいカードなんか、挿入していないのに・・・。
半年前にYahoo!ショッピングの某T●● SHOPという店舗で購入したSDカードです。
ヤフオクなどの個人からの購入ではないため、完全に油断していました。
購入品名は「サンディスクマイクロSDXCカード128GB/UHS-1/
お店のレビューを見ると、偽物の報告がちらほら。不安が募ります。
印刷の質があんまり良くないなぁと、購入時に感じていましたが、昨今のコストダウンのしわ寄せかと思い込んでいました。
SDアダプターも調子が悪く、PCで認識されません。写真では分かりにくいですが、端子部分が黒くかなりくすんでいます。
今までは、購入後に何らかのチェックをしていたのですが、今回はPCでの容量確認以外していませんでした。
一応128GBあるように見えますが…。
スマートフォンでのチェックアプリ、SDinsightでチェックしてみたら、完全アウトです。偽物確定です。
本物だと「INVALID」の部分に「San Disk」のロゴが表示されるはずです。
しかも、容量は32GBとなっています。容量の偽装までされていました。
見た目の容量だけ128GBとなっているようです。
本物と思われる東芝SDXCでは、ロゴも容量も正常です。
ついでに、パソコンでH2testwを使ってチェック。これもアウトです。
エラーを抜粋すると。
29.9 GByte OK (62906341 sectors)
89.1 GByte DATA LOST (186882075 sectors)
容量の偽装は間違いないです。
もう、どうでも良いのですが、速度も計測。
遅いです。話になりません。4K動画が撮れないのも納得です。
こんなカードは、即ゴミ箱行きです。信用できません。
参考に先ほどの東芝SDXCでは、こんな感じ。
128GBのmicroSDXCでUHS-I・U3規格品です。
購入前に、必ずレビューをチェック。
購入後も、テストツールでチェックする事をお勧めします。
購入は、万が一偽物だったとしても保証や対応に期待ができる店舗や通販のほうが良いと思います。
ヤフオクやメルカリの場合、トラブル時の対応がとても面倒です。相手に対応を期待しない方が良いと思います。
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