レンタルトラックにバックカメラ&ミラーモニター取り付け

仕事でしばらくトラックを運転することとなりました。
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しかし、バックミラーから後ろが全く見えません

業務の都合上、長い距離(数キロ)をバックで移動することもあるため、人や物を轢いてしまう可能性もあり、運転に慣れていない私には大変危険です。ということで、バックカメラ&モニターを取り付けてみました。

まず、条件として

  • 24V対応
  • トラックの最後部まで長い配線が必要(5m)程度
  • レンタカーなので、穴開けや傷を付けずに取り付ける&外せることが可能
  • 画質はそこそこで良いが、取り付け位置がナンバープレート付近となるため、広角レンズが良い
  • バック連動では無く、常時写る方が良い
  • 自分で取り付けできそう
  • 合計1万円程度

まずは、カメラ+モニターのセットを探すと、沢山出てきました。

すぐに見つかると思いきや、24V+広角レンズ+長いケーブルがネックで条件をすべて満たす物を見つけることができませんでした。(24V対応の広角カメラがほとんどない)

仕方がないので、バラで買い組み合わせることにしました。

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まずは、モニター
「8.1インチ大型スクリーンバックミラーモニター」を購入。5,000円
バックミラーの上にかぶせる形で簡単に取り付けることができます。
これは、電源状態を記憶してくれるのがポイント。
種類によっては、毎回スイッチオンする必要があり、バックミラーとして面倒くさくて使わなくなる可能性が大きいので、この機能は必須だと思います。

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次は、カメラ
「カメラ高画質CMD防水バックカメラ広角170°」約4,500円
今見たら、3,000円になってました。

商品説明では、

最低照度0.04Luxで、ほとんど発光しない環境でも運行可能
オートホワイトバランス、オートゲイン、バックライト補助
広角170度
鏡像機能付 外観小さくて、技術性能強い

と書いてありました。安いので、あまり期待はしてません。広角なのでOKです。

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次は、ケーブル。
防犯カメラ配線用の、映像+電源ケーブルを購入
電源映像ケーブル15m 600円
長い割に、細いのが気がかりですが・・・

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24Vを12Vに変換するコンバーター
1,580円
写真の通り、かなりチャチいです。手作り感満載です。
まぁ、ちゃん動作すればよいです。

全体の配線イメージはこんな感じです。


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それぞれのパーツを接続できるように、ギボシ端子を作成。

このストリッパー万能です。絶対にお薦めです。ほとんどのケーブルの被覆を調整なしで複数本でも中間でも剥けます。

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ナンバープレート右上がカメラです。固定はすべてインシュロック(結束バンド)
下にある黒い塊は映像用コネクターと電源のギボシ端子をまとめ、ビニールで巻き、ビニールテープ、自己融着テープ(エフコテープ)、ビニテで巻いています。

30㎝はちょうど良いです。繋げても使えます。

メーカーはヘラマタイトン一択です。100均やホームセンターにも安い結束バンドもありますが、いつの間にか無くなったり、熱や紫外線・薬品への耐性や安全を考えたら、ケチらない方が良いです。事故や故障するよりよっぽど安いです。

日東電工(Nitto)
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このテープ、ベタベタしません。高いけどお薦め。

テサテープ
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車の配線には必需品。手で切れて、がっちり止まる。布の感じだけど、耐熱も完璧。1本持っておけば、当分持ちます。

エーモン(amon)
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ケーブルが動いてこすれるような箇所は、巻いた方が良いです。

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配線はこんな感じで固定

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一番悩んだのは、車内への引き込みでした。配線が細いおかげで何とかなりました。(黒い線は関係ないケーブルです)

エーモン(amon)
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無事動作しました。
細いケーブルですが、映像に乱れも無く想像以上に綺麗に写っています。
広角なので、かなり広い範囲まで写っているのが分かります。広角のタイプを選んで大正解でした。

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写真では分かりにくいですが、暗いところでもしっかりカラーで写っています。
トンネル内でも、バックランプの光でも、十分後方確認をすることができます

数ヶ月使用しましたが、全く不具合も無く活躍してくれました。
これらを、1万円程度で買えるなんて、驚きです。

最近は、24V対応製品も多数販売されるようになりました。これは、全部セットで1万円しません。

カメラも24V対応品が安く買えるようになりました。

24Vから12Vへ変換するなら、安い物は500円台から買えます。最近は24V対応製品が増えてるため、出番も少ないかもしれません。

24Vを12V出力に変換してくれるシガーソケットです。これ、便利そう。

ケーブルはこんなのがあります。

ギボシ端子は多めがいいです。これよりも100個入りの方がいいかもしれませんね。

ギボシ端子の作業は、ペンチ等で代用していると事故の元となります。安い物で十分なので、圧着ペンチを使いましょう。

このストリッパー最高です。線の太さにかかわらず、挟むだけで一発で被覆を剥くことができます。配線作業をする人は絶対に買った方が良いです。

最近は、ワイヤレスのタイプもあるようです。しかも安い!(荷台付近で常時電源の確保は難しいです。電源ケーブルだけは配線が必要なケースが多いと思います。)


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